復讐の協奏曲
今日は読書感想文のようなもの。
こういうのはどこまで書いてよいのだろう?
さて中山七里氏の本である。
弁護士御子柴シリーズ5冊のうちの5冊目にあたる。
残りの4冊(贖罪の奏鳴曲、次の追憶の夜想曲、恩讐の鎮魂歌、悪徳の輪舞曲)は
kindle unlimitedで読んだ。
元々はprime videoでやっていた「護られなかった者たち」を見て、その原作がunlimitedに出ていたから読んだだけ。
次は何を読もうかと思って選んだのが「贖罪の奏鳴曲」
あれは衝撃だった。ほんと。あれからのめり込んでしまった。4冊とも無料で読めたから尚更。
前置きはこのくらいにして・・・
「復讐の協奏曲」である。市民図書館にあることがわかったので、借りたのだ。
文庫本なら買ったんだけど、ハードカバーは金額も置き場所も考えないといけないから。
で物語は、一般市民から懲戒請求が出された主人公が、それへの対応を行っているときに、事務員が事件に巻き込まれたというもの。
主人公がいつものように、解決をしていくのだけど、ちょっとがっかりしたのは、法廷のシーンが少なかったとこ。
今までは法廷での丁々発止が面白かったのに。どうやって被告や検察や陪審員に対して働きかけ、逆転していくかというのが面白いところの一つなのに。
ただ相変わらずの主人公の性格に基づく考え方や、物事の見方などはとても面白かった。
最後のほうで「えーっ、それはないよ」と思ってしまったけど、最後のシーンは好きだな。
色々考えすぎてしまう人にはお勧めしたい。そんなに考えても仕方ないんだよ、って。
違うかな。
今日はこんな感じ。